夢占いに詳しくなるほど、当たらなくなる?

夢占いで自分の見た夢を
調べていると、ぴったりと
当てはまる解釈もあれば、
首を傾げてしまう場合もあります。

ただ、夢占いで、常に、
自分の夢を調べるという
習慣が続くと、ある現象に
気づくのです。

段々と、夢占いの解釈が
当てはまらなくなっていく
という奇妙な現象。

*

この現象に遭遇した人は、
最初に、よく当たっていたのは、
単なる偶然だったのだろうと、
夢占いへの興味を自然に
失っていくのです。

大抵は、夢について、
それほど意識することは
ありませんが、夢日記などを
つけている人は、この現象に
気づくかもしれません。

さて、この不可解な現象は、
なぜ起こるのでしょう?

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心の成長によって変わるもの

あなたが、何かを経験したり、
新しい知識を得ると、
それが、心境の変化に
繋がることがあります。

その変化は、潜在意識の変化
でもあるのです。

そして、夢を作るのは、
あなたの潜在意識。

*

夢占いの知識を高めていく
ということは、夢の作り手
である潜在意識の夢の
作成過程に影響を与えていく
ことになります。

知識や経験を重ねながら、
心が成長するように、
潜在意識も成長していくのです。

そして、
作られる夢も、その解釈も、
それに合わせて変化していく。

それによって、固定的な解釈を
行う夢占いと、成長した心が作る
夢の意味が乖離していく。

これは、避けられないこと
なのです。

*

子供の頃に見た空を飛ぶ夢と、
大人になってから見た
空を飛ぶ夢はの意味は、
やはり、違いますし、

犬好きな人が犬の夢を見る場合と、
犬嫌いの人が犬の夢を見る
場合とでは、” 犬 ” の意味は
違ってきます。

さらに言えば、
今まで犬嫌いだった人が、
子犬を拾って、突然、
犬好きになれば、
嫌いだったときに見た夢と、
好きになった後に見た夢の
意味は、変わるのです。

夢の意味は、常に、
夢を見る人の変化に
合わせて変わっていくのです。

解釈が変わるケース

次は、夢の一例です。

飛んでいた一匹の大きな蛾が、
ある人の枕の上に落ちる。

夢占いでは、
” 蛾 ” は、古来から、
死の予兆を暗示するシンボルとして
扱われてきました。

つまり、この夢は、
その枕を使っている人物の
死期が迫っていると
解釈することが出来ます。

*

しかし、次のようなケースでは、
必ずしもそういった解釈には
なりません。

この夢を見た人物が、
夢占いにおいて、
” 蛾 ” が何を意味するか、
すでに知っていた場合です。

そもそも、潜在意識が、
” 死の予兆 ” を
” 蛾 ” に置き換える理由は、
この二つが、
” 遠ざけておきたい存在 ”
であるという点で共通しているからです。

そして、蛾に限っては、
簡単に追い払える。

ゆえに、夢の中で、この二つを
入れ替え、小さなそれを追い払うことで、
死を遠ざけようとする心理が、
働いた結果なのです。

*

” 蛾 ” が死の予兆であると
すでに知っている場合、
潜在意識は、その知識を利用して、
例えば、
次のような夢を作ります。

憎たらしい夫が、
ソファーにふんぞり返って、
好きなテレビを見ている。
 
夫の鼻の上に
一匹の蛾が止まっている。

この夢を解釈するなら、

” 憎たらしい夫に死の制裁を! ”

と言ったところでしょうか。

” 蛾 ” が、もはや、
死の予兆ではなく、単に、
憎たらしい相手を懲らしめるための
アイテムになっています。

フォローされない ” 個性 “

夢占い辞典などで項目別に
載っている固定的な解釈は、
夢を見た人の個別の事情や、
心の成長までを
フォローしているわけではありません。

今のケースで言えば、
” 蛾 ” の意味を知っているか、
知らないかという
知識の有無によって、
得られる答えが変わってきます。

知識を得ることで、
心が変化するならば、
それに伴って、夢への理解も
変化させていく必要があるのです。

*

人は、一人一人違います。

そして、その一人一人が、
日常生活を通して、
違った経験を積んでいく。

その経験がきっかけとなり、
夢を作る動機が生まれる。

あなたは、夢占いで
常に解釈出来るような
典型的な人生を送っている
わけではないのです。

夢とは、その人の個性が
映し出されるもの。

もし、本当の夢の意味を
知りたいのなら、誰かの
教科書のような解釈ではなく、
自分で導き出す解釈が
必要なのです。

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