初めて訪れた方へ|このブログは何を書いているのか?

多分、夢占いのサイトかと思って、
訪問された方もいるでしょう。

しかし、このブログでは夢の内容を項目別
にして、それぞれの解釈を載せているわけ
ではありません。

と言って、フロイトやユングといった
心理学から見た夢について解説している
わけでもない。

自分でも何のジャンルなのか分からずに
記事を投稿しています。それは、単なる
” 夢 ” にまつわる話というだけで。

筆者としては、ただ、夢の本質を語って
いるつもりなのですが、結局は、あなたが
ここにある記事を読んでどう捉えるか・・
に尽きると思います。

” 私の見た夢がどういう意味なのか
知りたいだけなんですが、
どの記事を読めばいいでしょう?”

と、すぐにでも答えを知りたい方には
申し訳ありませんが、それをここで探す
ことは出来ないでしょう。

そもそも夢解釈に ” 用意された答え ” は
ありません。

あなたの見た夢は完全なオリジナル作品
であって誰かのコピーではない。そこには、
オリジナルの ” 答え ” が存在しているはず。
これが、ブログコンセプトです。

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夢解釈の本質

” この人、何を言っているの?
意味不明なんですが ”

” また、抽象的な話で
はぐらかそうとしているな ”

そう思われた方のために、具体例で説明
することにしましょう。

次は、とある女性が見た夢の一例です。

雄と雌二匹のライオンに追われている。

これはどういった意味でしょう?

一般的にライオンは ” 権力の象徴 ” だと
解釈されますが、もし、それに当てはめれば
この夢は、強い立場の人間に圧力をかけ
られる暗示と読むことも出来る。

何となくパワハラ的な出来事が今後起こる
と予測するかもしれません。

しかし、なぜ、二匹なのでしょう?

会社にパワハラ上司が二人いるということ
でしょうか?

そうではありません。

この夢を見た女性はライオンの群れに序列が
あることを知っています。

獲物を捕獲した時、最も強い雄ライオンが
最初に食事にありつき、それ以外は食べ
終わるのを待つ。

つまり、雌ライオンが先に獲物を獲得した
としても、最初に食事にありつけるのは
雄の方です。

実績に関係なく雄が優遇されることが
最初から決まっている。

実際、彼女は今の職場にある男女格差に
不満を持っていました。彼女の潜在意識は
二匹のライオンによって職場で感じている
不条理を描いているのです。

なので、二匹のライオンに追われている
というより、” 男女格差 ” という一つの
不条理に彼女の立場が脅かされている状態
をこの夢は伝えている。

それを描くために、雄と雌の二匹が
必要だった。

彼女が現実世界で感じていることが夢に
なっているのです。必ずしも
” ライオン = 権力の象徴 ” ではない。

ただ、社内の男女格差問題を会社方針という
” 権力 ” と結びつければ、そう解釈出来ない
こともありません。

しかし、こうしたテンプレートに無理やり
はめ込む必要もなく、彼女が職場で感じて
いることに焦点を当てれば、普通に夢が
何を意味しているのかを理解できるでしょう。

あなたの潜在意識は、一般的に知られている
常識や象徴主義に合わせて夢を作ったりは
しません。

作りたいものを作りたい時に作る。
そこには必ず現実に根差した理由がある。

それが、夢の本質です。

とは言え、このブログは夢における
スピリチュアルな側面を否定しているわけ
ではありません。それについては、ここで
簡単に説明することは出来ないので割愛
します。

事実か否か

夢とは人の心が映し出されたもの、
ある意味 ” 心 ” そのものです。

そして、” 心 ” は、人類がまだ解明して
いない分野の一つ。そこで起こっている
ことを証明することは不可能です。

それが解明されるときは、多分、人類が
完全な人工知能を手に入れたときでしょう。
なので、ここで語られていることが事実か
どうかを証明する手立ても無いのです。

このブログは、単なる夢に関する個人的な
観察記録の域を出ることはありません。
事実かどうか、それは一人一人が読んで
判断してもらうしかないでしょう。

さて、このブログに掲載されている記事は、
少々、変わった形式をとっています。

一見すると、エッセイやインターネット小説
のようにも見えるかもしれません。

夢の世界は、とても複雑で説明することが
困難です。多分、それを哲学書のように
延々と説明しても読むのに疲れてしまう
でしょう。

日常会話形式として伝える方が筆者としても
書きやすく、読者にも伝わりやすいと考えた
からです。

気になったタイトルなどがありましたら
一読してみてください。

このブログに訪れた人が ” 夢 ” に関心を
持つ一つのきっかけになれば幸いです。

 

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