今、世界では多くの人々が苦しんでいます。
日常生活が一変し、先の見えない深い霧が私たちを覆っている。
迂闊に外を出歩くことも出来ないこういった状況下、そして、不安解消のために人々は多くの時間をインターネットに費やすようになっています。
” この先、どうなってしまうのか? ”
” 我々に、明日はあるのか? ”
そして、検索される情報の中に紛れ込む多くのデマ。それは、悪意からではなく、いち早く有用な情報を届けたいという人々の善意によって拡散する。
それが、本当に必要な情報を見つけにくくしてしまう。
今、筆者が伝えたいこと
筆者が懸念していることは、人々が将来について不安を抱き、未来を知りたがる気持ちから、結果的に、あらぬ噂話や都市伝説、SNSで行われる軽はずみな予言に耳を傾けてしまうかもしれないということです。
もちろん、普通に考えれば馬鹿げたことでしょう。
ただ、状況がさらに苦しくなり、室内で多くの時間を過ごすようになり、いつ終わるかも分からないという心理的ストレスに晒され続けることで、私たちの本来持ち合わせている判断力が少しずつ奪われていくとしたら・・
やがて擦り減った心の隙間に入り込んだ不安によって ” 救い ” を求めるようになる。
神に祈ったことが無い人が、祈るようになるかもしれない。
普通なら気にならないはずの単なる夢が、妙に心に引っ掛かるようになるかもしれない。
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このブログでは ” 夢 ” について様々なことを書いています。その中には、予知についての話も含まれている。
そして、夢、心理学、スピリチュアリズムに関心を持った方が訪れます。
もしかしたら、今の混沌とした現状から、何か光を見出そうと情報の海を放浪しているうちに、このブログに流れ着いた方もいるかもしれません。
” 昨日見た夢の意味は、何だったんだろう? ”
” もしかしたら、悪い予感が夢になったのでは? ”
” もし、悪夢が現実になってしまったら? ”
夢に何らかの啓示を見た人々が ” 答え ” を求めようと。
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それを期待していたとしたら、申し訳ありませんが、ここで、こういった夢を見たら注意しなさいとか、潜在意識が警告を発しているとか、これから起こることを予知しているというような話をするつもりはありません。
それよりも重要なのは、あなたがこの見知らぬブログに辿り着いてしまったということです。
情報の信憑性、有用性という点で言えば、もっと他に見るべきウェブサイトがあったはずです。
例えば、厚生労働省や内閣官房、国立感染症研究所など、政府の公式ページ、各自治体が運営しているウェブサイト、WHOのウェブサイトは英文ですが、翻訳すれば日本語として読むことが出来る。
新聞社や政府の公式発表だけでは不安を解消することが出来ず、新たな情報を求めて彷徨い、いつもは忘れてしまう夢が気になりはじめているとしたら、
そして、情報の海に潜り過ぎてこのような深海に来てしまったとしたら、あなたの抱く不安が自身の心を浸食し始めているということです。
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ここに ” 答え ” はありません。引き返してください。
気をしっかり持ってください。そして、今すべきことを正しく行う。
無論、状況が許さない場合もある。
人混みを避けようとしても、働く上では避けることが出来ないということもあるでしょう。
最低限の生活を維持するために、リスクを冒す必要がある人もいるでしょう。
でも、私たちは、ここで死ぬわけにはいかないのです。
ここで終わるわけにはいかない。絶対に。
今、国民が政府の支援を必要としているのはもちろんですが、私たちも歯を食いしばって踏ん張る時なのかもしれない。
出来ることは限られています。ただし、全く何も打つ手が無いわけではない。
筆者は踏ん張りたいと思います。そして、何があっても希望を捨てない。
諦めたら、その先には何も無いのですから。
厚生労働省:
内閣官房 新型コロナ感染症対策:
世界保健機構(WHO):