占い師を試すことの意味|真実の言葉

よく聞く話ですが、
占い師の腕前を試すために、
本当は、結婚しているのに
結婚していないと偽ったり
する人がいます。

筆者は、占い師ではないので、
そういった人に遭遇したことは
無いのですが、この類の話を
聞くと、必ず疑問に思うことが
あるのです。

” それで、何をテスト
しようとしているのだろう? ”

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” 偽り ” から得られる結果

その人は、多分、
占い師が本物ならば、

” あなたは、嘘をついて
いますね?本当は、
結婚しているでしょう ”

と嘘を見破るはずだと
思ったのでしょう。

*

例えば、誕生日。

本当は、1月25日なのを
26日だと偽ったとします。

無論、26日の結果は、個別に
用意されているわけです。

占い師は、その情報が
嘘だとは知りませんから、
26日の結果に基づいて、
それ以外の部分を
関連付けようとします。

独身という立場が前提なら、
異性との縁があるのは、
次にいつなのか、家庭を
持っていないという前提なら、
家庭内問題は除外するなど。

その人の状況に合わせて、
結果をカスタムする。

*

性格判断についても同じです。

例えば、偽りの情報から、
その人には、
リーダーシップがある
という結果が出たとします。

でも、偽りですから、
本当は無い。

それでも占い師は、結果を
元に関連性を見つけようと
します。

*

その人の周りに、もし、
リーダーシップを取る人が
他にいれば、その人は、
リーダーシップを
取ることが出来ない。

でも、その場で、
リーダーシップを取って
いないからといって
その人に素質が無いとは
限らない。

関連性など、見つけようと
思えば、一つや二つは、
必ず見つかるものです。

いずれにせよ、
” 結果 ” は、状況に応じて、
柔軟にカスタム出来る。

*

なので、仮に、占い師に
嘘をついたところで、
占い師側から、

” おかしいですね。
この結果を見る限り、
あなたは、すでに
結婚されているはずですが・・ ”

というような回答は
得られるはずもない。

よほど、依頼者の顔色や
態度に不審な点があり、
感の良い人なら、
嘘をついていることに
気づくかもしれませんが、
この構造上、占い師が
与えられた情報の矛盾に
気づく機会はありません。

*

占い師に嘘をついたとしても、
それで分かることと言えば、
断定的な物言いに対して、

” 勝手な決めつけ ”

と突っ込みを入れることが
出来るぐらいで、占い結果
そのものを否定することは
出来ない。

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助言は、助言に過ぎない

さて、” 占い ” と言っても
様々な種類がありますから、
この意見が、必ずしも、
全てのケースに当てはまる
とは言えません。

例えば、スピリチュアルな
能力によって、水晶玉を
覗いたり、霊視をする
というタイプの占いも
ありますから、その場合は、
また、話は違ってくると思います。

何の情報も与えていないのに
部屋の間取りをピタリと
当てられたのなら、
その占い師には、嘘は
通用しないのかもしれません。

*

それに、よく当たる占い師に
何かを助言されたとしても、
それを実行するかどうかは、
自分の判断です。

結局、どれだけ評判の占い師
の助言であっても、人は、
最終的には、助言よりも、
自分の意思を優先するものです。

つまり、それは、
アドバイスの一つでしかなく、
自分以外の別の視点でしかない。

*

また、占い師を試す人は、
何が嘘で、何が真実かを
見極めようともしてる。

実は、自分の意思を
最も、重んじる人。

つまり、何事も自分で判断
しようとする自立した心の
持ち主でもあるのです。

なので、きっと、その人に、
占い師が、どれだけ的確な
助言をしたとしても、
その人の行動を変えさせる
インパクトを与えることは
出来ない。

試した結果が、合格でも
不合格でも、その人にとっては、
本来持っている意思の補強を
する程度で、さほど影響は
無いのです。

*

いずれにせよ、占い師を
試そうという考えを持つ人は、
その結果がどうであれ、
見ず知らずの他人の助言に
従う人ではない。

ならば、試す必要が
あるのでしょうか?

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人を試したくなったら

今回は、占い師を試すという
ことで話をしましたが、
もう少し広い視点、
” 人を試す ” という点では、
どうでしょう?

もし、誰かを試したくなったら、
考えてみてください。

合格だったら、どうなのか?
不合格なら?

*

それによって、得るものが
あるのなら、テストをする
意味はあるのかもしれません。

ただ、誰でもそうだと
思いますが、試される側に
なることは、良い気分とは
言えないはずです。

だから、無用なテストは、
しないに限る。

*

もし、筆者が、やも得ず、
テストをしなければならない
という場合は、相手に
その意思を正直に伝えます。

多分、その方が、
相手の ” 真実の言葉 ” を
聞けるような気がするのです。

実は、下手な占い結果よりも、
その人の本心から出た個人的な
助言の方が、価値があったり
するものです。

*

人は鏡のようなもの。

真実を言えば、
真実として返ってくる。

筆者は、そう思います。

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