スピリチュアルメッセージに関する誤解

” スピリチュアル ” という言葉は、
色々な場面で使われますが、
その言葉の意味は曖昧です。

そもそも、魂や霊と言ったものが、
何であるのか、
存在するのかどうかすら、
証明されていないのですから、

それらに基づいた ” スピリチュアル ”
という言葉を定義する方が
難しいのかもしれません。

それでも、一般的には、
霊的や第六感という意味として
使われることが多いようです。

まず、それは、とても
曖昧な概念だということ
前提に話を進めたいと思います。

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どこからスピリチュアルメッセージなのか?

では、スピリチュアルメッセージ
と言うと何を思い浮かべるでしょう?

そのイメージは
人それぞれでしょう。

ある人は、ジャンヌ・ダルクが
受けたと言われる ” 神の啓示 ”
がそれだと言う人もいるでしょう。

また、ある人は、霊が夢を通して、
何かを訴えてくるのがそうだ
と言うでしょう。

例えば、亡くなった祖父が、
夢の中に登場して何かを
伝えてきたというような。

他にも、人物ではなく、眩しい光が
幻覚の中で自分を導いたとか、

嫌な予感がして鳥肌が立ったとか、
虫の知らせというような小さな現象も
それに入るのかもしれません。

*

どこまでをスピリチュアルな存在からの
メッセージだとするか、その線引きは、
正直、筆者には分かりません。

と言っても、
それを取り立てて、はっきりさせる
必要性も感じないのです。

それは、
死後の世界があるのか無いのかを
生きている人たちだけで
議論しているのと
あまり変わらないからです。

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” スピリチュアル ” の境界線

もし、霊的な存在を
” スピリチュアルな存在 ”
そう呼ぶとするなら、

私たちは肉体を持ってはいますが、
( 魂の存在を信じるならば )
その肉体に宿る魂でもあるわけです。

つまり、生きている私たちも
ある意味 ” 霊魂 ” ということになります。

単に肉体を持っているというだけで。

*

さて、私たちは、
” スピリチュアルな存在 ”
なのでしょうか?

それとも、肉体を持つ霊魂は、
” スピリチュアルな存在 ”
とは言えないのでしょうか?

もし、私たちが、スピリチュアルな存在
に入ると言うなら、私たちが行うこと、
全てがスピリチュアルな現象とは
言えないでしょうか?

睡眠中に夢を見ること、
絵を描くこと、歌うこと、
目標に向かって努力すること、
病気を治療すること、
税金を納めること、
選挙で一票を投じること・・

*

選挙で政治家を選ぶことが霊的現象
であるわけがないとしたら、一体、
どこまでが霊的現象なのでしょう?

投票用紙に名前を書き入れる前に、
一呼吸置いて、直感に尋ねれば、
スピリチュアルでそうでないなら、
違うということでよいのでしょうか?

こんな議論を続けるのは、
ナンセンスです。

筆者は、この疑問に
答えはないと考えています。

どこからが霊的な存在なのか、
どこまでが、そうでないのか。

” 境界 ” など、
誰が決めるのでしょう?

宗教家ですか? 
名の知れた霊能者?
それとも、神様?

ジャッジが出来る人は、
この地球上には、きっといないでしょう。

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曖昧な概念

潜在意識が、夢によって、
私たちにメッセージを送ってきます。

それが、心の奥底にある
自身の魂からのメッセージならば、
それもまた ” スピリチュアルメッセージ ”
ではないでしょうか。

何も、スピリチュアルメッセージは、
霊界の魂や、天使だけの専売特許では
ありません。

自分の魂が、自分に向けて
何か言いたいことがあったとしても、
何も問題は無いでしょう。

むしろ、一番、あなたのことを考えて、
最もあなたのことを知っている存在です。

神や霊を信じることが出来るというならば、
自分の魂を信じることも出来るはずです。

いえ、

何も信じられないという時にさえ、
それだけは信じることが出来る。

あなたが信じずして、誰が、
それを信じるというのでしょう?

潜在意識は、常にあなたの味方です。

と言うより、あなた自身です。

*

筆者は、スピリチュアリズムを
否定しているわけではありません。

そして、スピリチュアルメッセージと
そうでないものとの間に確たる
境界線など無いと考えています。

それが、スピリチュアリズム
ではないというなら、世界の全てが
そうですし、それがスピリチュアリズム
だと言うなら、世界で起こる
全ての現象がそうです。

神が至るところに存在すると言うなら、
それは存在していないのです。

逆に、存在していないと言うなら、
あらゆるところで
それを見出すことは出来る。

*

例えば、
画家が透明のアクリルを使って、
キャンバスを塗りつぶした
としましょう。

白いキャンバスを見て、
誰も、それを絵だと認識しません。

では、何も加工されていない
キャンバスを用意し、
観客の前で次のように説明します。

” これは、画家が自ら生地を選び、
特別にあつらえた布素材の作品だ ”

その画家が高名な芸術家ならば、
きっとオークションで高値が
つくことでしょう。

*

私たちの ” 認識 ” とは、
一体、何でしょう?

” スピリチュアリズム ” とは
一体、何でしょう?

” 神 ” とは、一体何か?

それは、曖昧さの中でしか
存在できない概念です。

そこに、答えがあるわけではない。

しかし、答えを導くことができない
わけではない。

全ては、あなたがどう思ったか、
それによって決まるのです。

 

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